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ビタミンB22026年6月27日約6分で読めます

ビタミンB2が多い食品ランキングと皮膚・粘膜・代謝への働き

「発育のビタミン」とも呼ばれるビタミンB2(リボフラビン)。豚レバー・うなぎ・卵・納豆など豊富な食品を100gあたりの含有量でランキング比較し、口角炎・口内炎との関係や、光と水に弱い性質を踏まえた調理・保存のコツを解説します。


ビタミンB2は「発育のビタミン」——代謝と皮膚・粘膜を支える補酵素

ビタミンB2(リボフラビン)は、糖質・脂質・たんぱく質をエネルギーに変える代謝の補酵素(FMN・FAD)として働く水溶性ビタミンです。 とくに脂質の代謝に深く関わり、エネルギーを多く消費する人ほど必要量が増えます。 また、皮膚や粘膜(口・喉・消化管・目など)の細胞の新陳代謝を支え、健康な状態を保つ役割を担っています。

細胞の再生・成長を助けることから「発育のビタミン」とも呼ばれ、成長期の子どもや妊娠・授乳期にも欠かせません。 日本人の食事摂取基準2020年版による推奨摂取量は、成人男性1.6mg/日、成人女性1.2mg/日。 水溶性で体内に蓄積されにくいため、毎日の食事からこまめに摂ることが大切です。

ビタミンB2が多い食品(100gあたり・日本食品標準成分表2020年版)

推奨量比は成人男性の推奨量1.6mg/日を基準に、100gあたりの含有量がどの程度を満たすかの目安です。

食品名B2(mg/100g)推奨量比
豚レバー3.60約225%
牛レバー3.00約188%
うなぎ(蒲焼き)0.74約46%
アーモンド(乾)1.06約66%
カマンベールチーズ0.48約30%
納豆0.56約35%
卵(鶏卵・全卵)0.37約23%
サバ(まさば・生)0.31約19%
モロヘイヤ(生)0.42約26%
牛乳(普通)0.15約9%

レバー類が群を抜いて豊富ですが、卵・納豆・牛乳・乳製品など日常的な食品にも含まれます。 食卓に取り入れやすい食品を組み合わせて、毎日コツコツ補うのが現実的です。

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ビタミンB2不足のサイン

ビタミンB2が不足すると、皮膚や粘膜の細胞の新陳代謝が滞り、とくに口の周りや目に症状が現れやすくなります。 これらの症状が続く場合は、食事内容を見直す手がかりになります。

  • !口角炎——唇の端が切れて炎症を起こし、口を開けると痛む
  • !口内炎・口唇炎——口の中や唇の粘膜が荒れ、ただれやすくなる
  • !舌炎——舌が赤く腫れ、ヒリヒリ・痛みを感じる
  • !脂漏性皮膚炎——鼻のわき・眉間など皮脂の多い部位がかゆく赤くなる
  • !目の充血・疲れ目——目の粘膜のトラブルが起こりやすくなる

調理・保存のポイント:光と水に弱い性質を知る

ビタミンB2は熱には比較的強い一方で、光(とくに紫外線)に弱く水に溶け出しやすい水溶性ビタミンです。 性質を踏まえた調理・保存で、損失を抑えられます。

光を避けて保存

直射日光NG

牛乳は不透明容器で。食材は冷暗所や冷蔵庫で保管する。

煮汁ごと食べる

水に溶ける

ゆで汁・煮汁に溶け出すため、スープや味噌汁として汁ごと活用。

加熱はOK

熱に強め

通常の加熱調理での損失は少なめ。焼く・炒めるも有効。

たとえば、ビタミンB2の豊富な食材は炒め物や汁物に使うと損失を抑えやすく、 牛乳は透明な容器に移し替えず、光の当たらない場所で保存するのがおすすめです。

まとめ:ビタミンB2摂取の実践ポイント

  • レバー類は最強のビタミンB2源。少量で1日の推奨量を十分カバーできる
  • 卵・納豆・牛乳・乳製品など日常的な食品にも含まれ、組み合わせで無理なく補える
  • 水溶性で体に溜めておけないため、毎日こまめに摂ることが大切
  • 煮汁・スープごと食べると、水に溶け出したB2も無駄なく摂取できる
  • 光に弱いので、牛乳など光に当たる食品は不透明容器・冷暗所で保存する
  • 口角炎・口内炎が繰り返すときは、ビタミンB2を含む食品を意識的に増やす

参考資料

・文部科学省「日本食品標準成分表2020年版(八訂)」

・厚生労働省「日本人の食事摂取基準2020年版」


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