この食品のポイント
ベーキングパウダー(調味料及び香辛料)は栄養豊富な食材です。100gあたりエネルギー150kcal、脂質1.2g、利用可能炭水化物35g。カルシウム特に豊富で1日推奨量の300%、カリウム特に豊富で1日推奨量の150%を含みます。
調味料は食塩相当量の管理が重要な食品群です。みそ・醤油・みりんなどの発酵調味料にはうまみ・機能性成分が含まれます。香辛料(生姜・ターメリック・唐辛子)は少量で体の機能に影響するフィトケミカルを豊富に含みます。
エネルギー
150
kcal
たんぱく質
—
g
脂質
1.2
g
利用可能炭水化物
35
g
食物繊維総量
—
g
分量別の栄養成分
| 栄養素 | 100gあたり | 1oz(28g)あたり |
|---|---|---|
| エネルギー | 150 kcal | 43 kcal |
| 脂質 | 1.2 g | 0.3 g |
| 炭水化物 | 35 g | 9.9 g |
※ 1ozあたりの値は100gあたりからの換算(1oz = 28.35g)。
ベーキングパウダーの栄養の特徴
ベーキングパウダーは、お菓子作りやパン作りにおいて、生地をふっくらと膨らませるために欠かせない膨張剤です。その歴史は古く、家庭での手作り菓子が一般的になるにつれて広く普及しました。特に、ケーキやマフィン、蒸しパンなど、しっとりとした食感と軽やかな口当たりを求める料理には不可欠な存在です。食卓では主役になることはありませんが、その働きによって料理の見た目や食感を大きく左右し、食体験を豊かにする縁の下の力持ちと言えるでしょう。洋菓子だけでなく、和菓子の一部や揚げ物の衣にも使われることがあり、その用途は多岐にわたります。
ベーキングパウダー100gあたりには、エネルギーが150 kcal含まれています。水分は4.5g、脂質は1.2g、利用可能炭水化物は35gです。ミネラルでは、ナトリウムが6800mgと非常に多く、カリウムは3900mg、カルシウムは2400mg、リンは3700mgが含まれています。これらのミネラルは、体の水分バランスや骨の健康、神経伝達など、様々な生理機能に関わる重要な栄養素です。特にナトリウムは食塩相当量として17.3gに相当し、カリウムはナトリウムとのバランスを保つ上で重要な役割を担います。マグネシウムは1mg、鉄は0.1mg、銅は0.01mgと微量です。ビタミン類はほとんど含まれていません。ベーキングパウダーは主に膨張剤として使用されるため、一度に摂取する量はごく少量であり、これらの栄養素を主要な摂取源とすることは一般的ではありません。
際立つ栄養素とそのはたらき
- リン 370%骨や歯を構成し、エネルギーの貯蔵・利用にも関わります
- カルシウム 300%骨や歯の主成分であり、筋肉の収縮や神経伝達にも関わります
- カリウム 150%体内の余分なナトリウムの排出を促し、血圧や体液バランスを調整します
- 鉄 1%赤血球のヘモグロビンを構成し、全身へ酸素を運ぶ役割を担います
※ 1日推奨量比は食事摂取基準2020年版の成人基準値に対する100gあたりの割合です。
調理・選び方のヒント
- ✓ベーキングパウダーは粉類とよく混ぜてから液体と合わせると、均一に膨らみやすくなります。液体と混ぜた後は、素早く加熱することがポイントです。
- ✓使用量が多すぎると苦味が出たり、膨らみすぎて生地が割れたりすることがあります。レシピに記載された量を守りましょう。
- ✓湿気を吸うと効果が低下するため、開封後は密閉容器に入れ、冷暗所で保存しましょう。早めに使い切るのがおすすめです。
- ✓市販品には、加熱時に一度だけ膨らむタイプと、混ぜた時と加熱時の二段階で膨らむタイプがあります。レシピに合わせて選びましょう。
取り入れるときのポイント
- !ベーキングパウダー100gあたりには6800mgのナトリウムが含まれており、食塩相当量としては17.3gになります。一度に大量に摂取するものではありませんが、使用量には注意しましょう。
- !使用量が多すぎると、焼き上がりの風味に苦味を感じることがあります。特に、アルミニウムフリーではない製品ではこの傾向が強まることがあります。
本解説は公開栄養データをもとにした一般的な情報であり、診断・治療を目的としたものではありません。 免責事項
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全栄養素一覧(100gあたり)
| 栄養素 | 値 | 推奨量比 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 廃棄率 | 0 % | — | |
| エネルギー | 639 kJ | — | |
| エネルギー | 150 kcal | 7.3% | |
| 水分 | 4.50 g | — | |
| アミノ酸組成によるたんぱく質 | — | — | |
| たんぱく質 | — | — | 微量 |
| 脂肪酸のトリアシルグリセロール当量 | 0.60 g | — | 推定値 |
| コレステロール | 0 mg | — | 推定値 |
| 脂質 | 1.20 g | 2.2% | |
| 利用可能炭水化物(単糖当量) | 38.50 g | — | 推定値 |
| 利用可能炭水化物 | 35 g | 10.9% | 推定値 |
| 差引き法による利用可能炭水化物 | 53.10 g | — | |
| 食物繊維総量 | — | — | |
| 糖アルコール | — | — | |
| 炭水化物 | 29 g | — | |
| 有機酸 | — | — | |
| 灰分 | 41.80 g | — | |
| ナトリウム | 6800 mg | 453.3% | |
| カリウム | 3900 mg | 150.0% | |
| カルシウム | 2400 mg | 300.0% | |
| マグネシウム | 1 mg | 0.3% | |
| リン | 3700 mg | 370.0% | |
| 鉄 | 0.10 mg | 1.3% | |
| 亜鉛 | — | — | 微量 |
| 銅 | 0.01 mg | 1.1% | |
| マンガン | — | — | |
| ヨウ素 | — | — | |
| セレン | — | — | |
| クロム | — | — | |
| モリブデン | — | — | |
| レチノール | 0 μg | — | |
| α-カロテン | — | — | |
| β-カロテン | — | — | |
| β-クリプトキサンチン | — | — | |
| β-カロテン当量 | 0 μg | — | |
| ビタミンA | 0 μgRAE | 0.0% | |
| ビタミンD | 0 μg | 0.0% | |
| α-トコフェロール | — | — | |
| β-トコフェロール | — | — | |
| γ-トコフェロール | — | — | |
| δ-トコフェロール | — | — | |
| ビタミンK | 0 μg | 0.0% | |
| ビタミンB1 | 0 mg | 0.0% | |
| ビタミンB2 | 0 mg | 0.0% | |
| ナイアシン | 0 mg | 0.0% | |
| ナイアシン当量 | 0 mg | — | |
| ビタミンB6 | 0 mg | 0.0% | 推定値 |
| ビタミンB12 | 0 μg | 0.0% | 推定値 |
| 葉酸 | 0 μg | 0.0% | 推定値 |
| パントテン酸 | 0 mg | — | 推定値 |
| ビオチン | — | — | |
| ビタミンC | 0 mg | 0.0% | |
| アルコール | — | — | |
| 食塩相当量 | 17.30 g | 288.3% |
よくある質問
ベーキングパウダーは100gで何kcalありますか?
ベーキングパウダーの100gあたりのエネルギーは150kcalです。
ベーキングパウダーの三大栄養素(PFC)はどのくらいですか?
ベーキングパウダー100gあたり、脂質1.2g、炭水化物35gです。
ベーキングパウダーの塩分(食塩相当量)はどのくらいですか?
ベーキングパウダーの食塩相当量は100gあたり17.3gです。成人の食塩摂取目標量(男性7.5g/日・女性6.5g/日未満)を踏まえ、使用量・食べる量にご注意ください。
ベーキングパウダーに多く含まれる栄養素は何ですか?
ベーキングパウダーは100gあたりでリン(1日推奨量の約370%)、カルシウム(1日推奨量の約300%)、カリウム(1日推奨量の約150%)を比較的多く含みます(食事摂取基準2020年版の成人基準に対する割合)。
ベーキングパウダーが生地を膨らませる仕組みについて教えてください。
ベーキングパウダーは、加熱されることで二酸化炭素などのガスを発生させ、そのガスが生地の中に閉じ込められることで膨らみます。100gのベーキングパウダーからは、加熱により23.5gの二酸化炭素などが発生するとされています。この働きによって、お菓子やパンがふっくらとした食感に仕上がります。
ベーキングパウダーの成分値は何に基づいていますか?
文部科学省「日本食品標準成分表2020年版(八訂)」に基づく100gあたりの数値です。
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出典: 栄養DB「ベーキングパウダーのカロリー・栄養成分」 https://nutri-db.com/foods/17084 (元データ: 文部科学省「日本食品標準成分表2020年版(八訂)」)
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