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栄養素ランキング/ナイアシン

ナイアシンが多い食品 TOP30(100g中)

糖質・脂質・たんぱく質をエネルギーに変える補酵素NAD・NADPの材料。皮膚や神経の健康にも関わる。魚・肉・きのこに豊富。

#食品名ナイアシン(mg)
🥇まいたけ 乾64
🥈たら すけとうだら たらこ 焼き57
🥉たらこ(生)50
4コーヒー インスタントコーヒー47
5かつお 加工品 裸節45
6かつお 加工品 かつお節45
7かつお 加工品 削り節37
8こめ その他 米ぬか35
9かつお 加工品 なまり節35
10酵母 パン酵母 圧搾23
11ピーナッツ(いり・大粒種)23
12酵母 パン酵母 乾燥22
13まぐろ びんなが 生21
14らっかせい 大粒種 乾20
15辛子明太子20
16まぐろ めじまぐろ 生19
17しいたけ 乾しいたけ 乾19
18さば ごまさば 焼き19
19まぐろ くろまぐろ 養殖 赤身 焼き19
20かつお(春獲り・生)19
21ぶた その他 スモークレバー18
22かつお 秋獲り 生18
23まぐろ くろまぐろ 養殖 赤身 電子レンジ調理18
24にわとり 若どり ささみ 焼き18
25まぐろ きはだ 生18
26にわとり 若どり むね 皮なし 焼き18
27にわとり 若どり ささみ ソテー18
28いわし かたくちいわし 煮干し17
29らっかせい 小粒種 乾17
30いわし かたくちいわし 田作り17

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ナイアシンとは?働きと特徴

ナイアシン(ビタミンB3)は、糖質・脂質・たんぱく質をエネルギーに変える反応を支える水溶性ビタミンです。体内では補酵素NAD・NADPとして働き、数百種類の酵素反応に関わります。皮膚や粘膜の健康、神経の働きにも必要です。

ランキング上位にはまいたけ(乾)やかつお節、たらこなどの乾物・加工品が並びます。これらは水分が抜けて濃縮されているため数値が高く、1回に食べる量は数g程度です。日常的にはかつお・まぐろ・鶏むね肉といった、1食で現実的に食べられる魚と肉が主な供給源になります。

1日の摂取基準(食事摂取基準2020年版)

推奨量: 成人男性 15mgNE/日、成人女性 11mgNE/日。単位の「NE」はナイアシン当量で、食品中のナイアシンに加え、必須アミノ酸トリプトファンから体内で合成される分(トリプトファン量の1/60)を含みます。

ナイアシンを効率よく摂るコツ

汁ごと食べる料理を選ぶ

ナイアシンは水溶性のため、ゆでると煮汁に溶け出します。鍋・汁物・煮込みなど汁ごと食べる料理にすると損失を抑えられます。熱そのものには比較的強い性質です。

たんぱく質を足りていれば自然に満たせる

トリプトファンからも合成されるため、肉・魚・卵・大豆製品でたんぱく質が足りていればナイアシン当量も自然に確保できます。単独で狙うより食事全体を整えるほうが実効性があります。

かつお節・削り節はだしがらも使う

かつお節は100gあたり45mgと非常に多く、だしを取ったあとの節にも栄養が残ります。ふりかけや炒め物に再利用すると無駄になりません。

よくある質問

Q. ナイアシンが多い身近な食品は?

A. 100gあたりではかつお(春獲り・生)19.0mg、くろまぐろ赤身15.0mg、鶏むね肉(皮なし・生)12.0mg、まさば12.0mgなどです。かつお1切れ(約80g)でナイアシン当量約19mgNEとなり、成人男性の推奨量15mgNEを1食で上回ります。

Q. 「ナイアシン」と「ナイアシン当量」は何が違う?

A. ナイアシンは食品にそのまま含まれる量、ナイアシン当量(NE)はそこにトリプトファン由来の体内合成分を加えた値です。たとえば鶏卵はナイアシン0.1mgですが当量では3.2mgになります。食事摂取基準は当量で設定されています。

Q. ナイアシンは不足しやすい?

A. 魚・肉・きのこに広く含まれ、たんぱく質からも合成されるため、通常の食生活で不足することはまれです。極端な欠乏ではペラグラという欠乏症が知られていますが、日本ではほとんど見られません。

Q. 摂りすぎに注意は必要?

A. 食品から摂る分には問題になりません。一方でサプリメント(ニコチン酸)の大量摂取では顔のほてりなどが知られており、耐容上限量が設定されています。

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データ出典:文部科学省「日本食品標準成分表2020年版(八訂)」(CC0)